2017年6月24日土曜日

にこ「毎月23日は」絵里「国産小ねぎ消費拡大!?」穂乃果「6月23日は…」

1: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室) 2017/06/23(金) 00:02:52.42 ID:2qoXNJo9
【四月】

穂乃果「小ねぎって何?」

海未「いきなりですね…確か、あまり大きくならないうちに収穫したネギ…じゃないですか?」

ことり「小ねぎと普通のねぎはもともと同じ物ってこと?」

海未「どうなんでしょう…専用の品種もあるのかもしれませんが…私も小ねぎを栽培しているわけではないので詳しくは知りません」

絵里「ねえ。ちょっといい?」

ことり「小ねぎと普通のねぎは同じ物なんですか?」

絵里「え?…ねぎ?…ごめんなさい。私にはわからないわ。希は知ってる?」

希「どうなんやろ…ウチは違うと思ってたけど。同じ品種かもって考えたことはなかったなぁ…」

穂乃果「先輩にもわからないってことは…野菜の専門家に聞くしかないのかなぁ?」

海未「でも実際に私たちが栽培するのでなければ、同じ品種かどうかはそこまで重要ではないと思いますが…」

希「そやね。買ってきて使い分けるんやったら実質別物やし。ウチは大きなネギより小ねぎのお世話になることが多いよ。おうどんさんの薬味とか、手軽にいろんな物に加えられて便利なん」

穂乃果「私も納豆や冷奴の薬味には小ねぎ派かなぁ。大きなネギってお鍋とやきとりくらいしか使わなくない?」

絵里「やきとり…」

ことり「え!?」

海未「中華料理には大きなネギを刻んで使うほうが多いですよ。ただやはり家庭の和食中心だと小ねぎのほうが重宝しますね」

希「小さいからいろんな切り方する余地がないけど、そのぶん楽なんだよね」

絵里「みんな、そんなにネギを食べてるの?」

ことのぞほのうみ「えっ」

ことり「生徒会長さんは食べないんですか?小ねぎ…」

絵里「だって、ネギはニオイがきついから使える料理が限られると思わない?…ニオイの自己主張は強いけど野菜としてのボリュームはそこまでないし。正直なくてもいいかなって」

希「な、なんてこと言うん。小ねぎがあるのとないのでは風味や彩りが全然違うやん?」

穂乃果「そうですよ。納豆や冷奴、うどんやそばに入れたりしないんですか?」

海未「そばには大きいネギのイメージがありますけど…」

絵里「い、いや…あくまで私の個人的な意見よ。あなたたちの使い方まで否定するつもりはないわ」

ことり「でも…このままじゃ廃校になっちゃうかも…」

絵里「いや、廃校の件と小ねぎは関係ないわよね?」

希「小ねぎと普通のねぎは似てるけど同じではないってことはわかるやろ?」

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