1: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2016/12/16(金) 00:02:44.31 ID:5OmFunvp
【四月】
理事長(紙は…貴重な資源。できることなら、こんな使い方をしたくはなかったわ)
理事長(もし、紙に心があったなら…こんなことを伝えるために使った私を恨むかもしれないわね)
理事長(いいえ…それどころか、私は多くの卒業生や在校生に恨まれても仕方ないけれど)
『廃校』
穂乃果「いやー、今日もパンがうまいっ♪」
穂乃果「…っと、忘れないうちに剥がしておこう。春のパンまつりのシール、1点♪」
海未「今剥がしてどうするんです?」
穂乃果「ふふふ。ちゃんと持ってるもんね。専用シール台紙…あ、あれ?」ゴソゴソ
ことり「家に忘れてきたの?」
穂乃果「そんなはずは…どこにしまったっけ?」
海未「教室じゃないんですか?」
穂乃果「あ…あった」クシャ
ことり「あはは…なんかクシャクシャだね…」
海未「そんな薄い紙なのですから、ポケットに入れておいたらそうなるのは当たり前です」
穂乃果「うぅ…新しいの貰ってきて貼り直そうかな…」
絵里「ねえ。ちょっといい?」
ことり「は、はい」
穂乃果「…誰?」ヒソヒソ
海未「生徒会長ですよ」
穂乃果「もしかして…生徒会長さん達も集めてるんですか?」
絵里「集める?…何の話?」
穂乃果「このシール…」
希「ああ、ヤマザキ春のパンまつりやね」
絵里「ヤマザキ?」
穂乃果「こういうパンについてるシールの点数を集めると、白いお皿が貰えるんですよ♪」
絵里「それで廃校を阻止できるの?」
穂乃果「いや、できないと思いますけど…」
希「エリち」
絵里「冗談よ。それより南さん──」
理事長(紙は…貴重な資源。できることなら、こんな使い方をしたくはなかったわ)
理事長(もし、紙に心があったなら…こんなことを伝えるために使った私を恨むかもしれないわね)
理事長(いいえ…それどころか、私は多くの卒業生や在校生に恨まれても仕方ないけれど)
『廃校』
穂乃果「いやー、今日もパンがうまいっ♪」
穂乃果「…っと、忘れないうちに剥がしておこう。春のパンまつりのシール、1点♪」
海未「今剥がしてどうするんです?」
穂乃果「ふふふ。ちゃんと持ってるもんね。専用シール台紙…あ、あれ?」ゴソゴソ
ことり「家に忘れてきたの?」
穂乃果「そんなはずは…どこにしまったっけ?」
海未「教室じゃないんですか?」
穂乃果「あ…あった」クシャ
ことり「あはは…なんかクシャクシャだね…」
海未「そんな薄い紙なのですから、ポケットに入れておいたらそうなるのは当たり前です」
穂乃果「うぅ…新しいの貰ってきて貼り直そうかな…」
絵里「ねえ。ちょっといい?」
ことり「は、はい」
穂乃果「…誰?」ヒソヒソ
海未「生徒会長ですよ」
穂乃果「もしかして…生徒会長さん達も集めてるんですか?」
絵里「集める?…何の話?」
穂乃果「このシール…」
希「ああ、ヤマザキ春のパンまつりやね」
絵里「ヤマザキ?」
穂乃果「こういうパンについてるシールの点数を集めると、白いお皿が貰えるんですよ♪」
絵里「それで廃校を阻止できるの?」
穂乃果「いや、できないと思いますけど…」
希「エリち」
絵里「冗談よ。それより南さん──」
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絵里「十二月」にこ「十六日は」穂乃果「紙の記念日」@ ラブライブ!ログss